パッケージ
2023/07/04

パッケージデザインの重要性。ポイントはここ!

商品の魅力を伝え、消費者を惹き付けるために大切なパッケージのデザインは、販促ツールとして大変大きな役割を担っています。 そこで今回こちらの記事では、パッケージデザインの重要性についてお伝えしながら、パッケージデザイン作成の流れ、作り方のポイントなど、実際にパッケージデザインを作る際に役立つ知識をご紹介していきたいと思います。

1.パッケージデザインの重要性について

 

 

パッケージが持つ役割

 

パッケージが持つ役割は、商品を「入れる」「運ぶ」「使用する」「置く」「保存」「ディスプレー」など多岐にわたります。
パッケージには”商品の入れ物”以外にもさまざまな役割がありますが、たくさんある役割の中でも一番大きなもの、それは『宣伝・広告としての役割』です。

 

パッケージデザインは商品の売上に直結する非常に重要なポイントであり、パッケージデザインの見た目、印象が消費者の購買意欲にダイレクトに影響するため、パッケージ自体が宣伝・広告としての役割を大きく担っていると言えます。

 

 

パッケージデザインはなぜ重要?

 

先ほどお伝えしたようにパッケージデザインは、宣伝・広告要素を持っています。
そのため、多くの類似商品が並ぶ店頭やオンラインショッピングページの中から「コレがほしい!」「買いたい!」と感じるお客様の気持ちを引き出すものでなくてはなりません。

 

初めて買う商品の場合、実際に商品を買ってみないとその使用感はわかりません。
その”使用感”=商品を購入し使用することで期待できる効果や、自分自身が使っている心地よいイメージをパッケージのデザインに取り入れる必要があるのです。

 

そのためには、使いやすさや保存のしやすさなどを考えた商品に最適な形状に加え、素材、画像・イラスト、色味などのいろいろな観点から、思わず手に取るような、購買意欲を刺激するデザインを採用することに重点を置くようにしましょう。

 

2.パッケージデザイン作成の流れをご紹介します

 

 

パッケージデザインの重要性がお分かりいただけたところで、こちらではパッケージデザインの作成の流れについて、制作会社へ依頼した場合を想定して簡単にご紹介いたします。

 

<1.ヒアリング>

主に、商品コンセプトやターゲット、販売手法などについて入念なヒアリングの実施、また、ご希望の素材やデザインの雰囲気についての確認を行います。

 

<2.ご提案〜お見積り>

「1.」で伺った内容をもとに、商品に最適なパッケージデザインの提案と、お見積りの提示を行います。

 

<3.打合せ>

提案をもとに、ご希望とのすり合わせを行い、デザインの方向性を確定させます。

 

<4.デザイン制作>

確定したデザインの方向性に沿っておおまかなレイアウト決めとラフデザインの作成、そして、ラフデザインをもとに調整・修正を行いながら最終のデザインへと仕上げます。

 

<5.デザインデータ納品or製造工程>

デザインが確定したら、パッケージの製造まで一貫して依頼する場合は製造工程へと進みます。
デザイン制作までの依頼の場合はデザインデータの納品で完了です。

 

一般的にはこのような流れでパッケージデザインの作成が進みます。

 

3.パッケージデザイン作成の大切なポイント

 

 

■コンセプト決め+ターゲット設定

 

商品を通して実感してもらいたいことや伝えたい要素を明確にするとともに、

  • 誰向け(男女、年代)
  • どのような場面で使用されるか
  • 販売先はどこを想定しているか

など、ターゲット層や販売計画についても明確にすることがまず第1のポイントです。

 

■自社商品の特長を伝え、他社商品との差別化を図る

 

同じような効果が期待できる競合商品の中で、自社の商品を選び手に取ってもらうために重要な「他社商品との差別化」。
競合商品よりも、ターゲットに対する訴求効果が高く、そして期待感を上げるような要素がパッケージデザインに含まれていることがポイントです。
商品ごとの一般的な容器の形や仕様、色味などはある程度決まっているものが多いですが、あえて、形や素材、色味を変えるなどのアレンジは、新しさと意外性を生み出し、購買意欲の促進につながります。

 

■わかりやすい表現

 

デザインを見た際に、どのような商品かを一瞬のうちに理解できる「わかりやすさ」もポイントの1つです。

 

「わかりやすさ」は、

  • デザイン(イラストなど)
  • テキスト(キャッチコピーなどの文字)

この2つによって表現をしていきます。
しかし、テキストやデザインを詰め込みすぎてしまうと情報量が多すぎてどのような商品なのかが分かりにくく、近くに並ぶ、より「わかりやすい」商品へと手が伸びてしまいます。

 

また、現在は比較的どの消費者層においてもシンプルなデザインが好まれる傾向もあるため、「誰にでも伝わるシンプルでキャッチーなフレーズ」を軸に、キャッチコピーとデザインをリンクさせていくことも大切になってきています。

 

このように、コンセプト・ターゲットを明確にし、そして他社商品との差別化を図りながらもわかりやすい表現でシンプルに魅力を伝えることが基本になってくるのですが、実際にこれらを表現するにはデザインセンスとライティングセンスが大きく関わってきます。

 

初めに基本ポイントについて自社で掘り起こしておき、その後の提案・制作は専門のデザイン制作会社と協力して進めることも可能ですので、さまざまな作成方法を検討しながら宣伝・広告効果を高めるパッケージデザインを作成し、売上につなげていきましょう。

 

まとめ

 

今回は、「商品パッケージデザインの重要性」として、なぜデザインが大切なのか、そして制作の流れや基本的なポイントについてご紹介しました。
「入れ物」ではなく、「広告」として捉えてパッケージデザインを作成することで、仕様やデザインの幅が広がり、売上にもつながっていきますので、ぜひこちらのコラムを参考になさってください。

 

また、LEFANAでは、お客様の商品の魅力を「引き出し」そして「伝える」デザインのご提案も承っております。
商品の想いや世界観を形にするパッケージデザイン作成は、ぜひLEFANAへご相談ください。

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