- SNS
- 2025/05/15
【新車・中古車×インスタ】活用メリットから成功事例と注意点、トレンドまで解説
目次
「車の販売にインスタグラムって本当に効果があるの?」
「自社ではじめたいけど、どんな投稿がいいんだろう…」
「競合他社と似たような商品を、うまく差別化できる?」
このような悩みを抱えている自動車販売会社の方は多いのではないでしょうか。「インスタって難しそう…」と感じていらっしゃる方も心配する必要はありません。
インスタグラムを戦略的に活用すれば、集客力の向上やブランド認知度の拡大、さらには広告効果の最大化まで実現できます。
本記事では、新車・中古車販売におけるインスタグラム活用の重要性から、活用するメリット、他社の活用事例、注意点やリスク、そして2025年の最新トレンドまで幅広くご紹介します。
これらの情報を活用すれば、あなたの会社のインスタグラムで、ターゲット層へのアプローチを効果的に行えると思います。ぜひ、最後までお読みください!
得意なジャンル:美容、アパレル、グルメ、不動産、旅行、イベント
前職で東京ガールズコレクションの初期メンバーでロゴデザインなどのブランディングを担当。その後独立して飛び込み営業で桂由美ホームページを1000ページ受注、小室哲哉プロデュースユニットのジャケットデザインのディレクション。ほかSIXPADのインスタ撮影をLAでプロデュース、伊藤忠リーテイルリンク様の商品ブランディングを行っています。
新車・中古車販売におけるインスタグラム活用の重要性
自動車業界は近年、インスタやYoutubeなどSNSを活用したマーケティングが急速に拡大しています。
特にビジュアル訴求力の高いインスタグラムは、新車・中古車販売において強力なツールとなっています。写真や動画を通して車の魅力をダイレクトに伝えることができるため、ユーザーとの接点を増やし、集客や販売促進につなげることが可能です。
ここでは、インスタグラムを活用する重要性を3つの視点から解説します。
1.見て伝わる投稿で購入意欲を高める
インスタグラムは写真や動画が主役のSNSであり、写真や動画で“商品の魅力”を直感的に伝えることができます。
特に自動車のように、外観・内装・走行シーンなどビジュアルで魅せられる商材においては、その効果は絶大です。
たとえば、新車の登場時には美しいライティングで撮影された画像や、ドローンを活用したダイナミックな走行動画を投稿することで、ユーザーにインパクトを与えることができます。
一方、中古車においても、実車の状態や特徴を丁寧に紹介することで、「この車に乗ってみたい!」と思わせるきっかけになります。
また、ハッシュタグ(#)を使えば、投稿が検索してもらいやすくなり、自動車の購入を考えている人の目にも留まりやすくなります。だからこそ、写真や動画の見せ方にもこだわって、伝わりやすい投稿を心がけることが大切です。
2.信頼とブランドイメージを向上させる
インスタグラムでは、ただ商品を投稿するだけでなく、お店の雰囲気やスタッフの人柄、購入者の声といった「人間味のある投稿」がユーザーとの信頼関係を築くカギになります。
実際に購入したユーザーとの写真やレビューをストーリーズやフィードに掲載することで、「ここなら安心して購入できそう」という印象を与えることができます。また、定期的に点検の案内やカーライフの豆知識を投稿することで、アフターサービスへの取り組みも伝わり、リピーター獲得にもつながります。
特に中古車の場合は「安全に乗れる車なのか心配…」という声が多いため、写真や説明をしっかり載せた透明性の高い投稿を心がけることで、ユーザーも安心して検討しやすくなります。
3.お店周辺の“車がほしい人”に情報が届く
インスタグラムでは、投稿にお店の場所(位置情報)をつけることができるので、「近所で自動車販売店を探している人」にも投稿が届きやすくなります。実際、それをきっかけにお店を知ってもらい、来店や問い合わせにつながることもあります。
また、インスタグラムのインサイト機能を活用することで、フォロワーの年齢層・性別・アクティブな時間帯などのデータを取得できるため、投稿内容や時間帯を最適化することが可能です。たとえば、若年層に人気のSUVやスポーツカーは夕方から夜にかけて投稿し、ファミリー層向けのミニバンや軽自動車は週末に特化した情報発信を行うなど、戦略的な運用が重要になります。
新車・中古車販売会社がインスタを活用するメリット
インスタグラムの活用が、なぜ自動車業界にとって重要なのか。その理由を、新車・中古車販売における具体的なメリットに注目しながら、詳しく見ていきましょう。
1. 写真や動画で、伝わる魅力が倍増する
新車や中古車の魅力は、スペックだけではなかなか伝わりにくいものです。インスタグラムは、ビジュアル重視のSNSなので、自動車の美しいデザインや内装の質感、実際の走行シーンなどを視覚的に伝えることに適しています。
たとえば、
- 納車時のお客様との記念写真
- 外観・内装の360度ショット
- 季節ごとのおすすめ車両紹介(「春のドライブにぴったりな1台」など)
このような投稿をすることで、「自分もこんな車に乗ってみたいな」と感じてもらいやすくなります。また、ストーリーズやリール(短い動画機能)を使えば、短い時間で印象的な情報を発信できるので、忙しいユーザーにも魅力が届きやすくなります。「おっ」と目を引く投稿ができれば、自然とフォローや問い合わせにもつながっていくのです。
インスタ投稿の具体例とアイデア集
ここでは、自動車販売会社が実践しやすい投稿アイデアをご紹介します。
まず定番なのが、納車シーンの投稿です。お客様の笑顔とともに車両が並んだ写真は「このお店で買うと気持ちよく送り出してくれるんだな」と感じてもらえる好例です。ストーリーズで「今日の納車はこちら!」と紹介するのも効果的です。
次に、在庫紹介の投稿も活用価値が高いです。ただ車の写真を載せるのではなく、「スタッフのおすすめポイント」「こんな人に合う」など一言添えるだけで、グッと魅力が伝わります。動画を使えばさらに実車の雰囲気を伝えやすくなります。
また、整備や洗車のビフォーアフター投稿もおすすめです。中古車に対する不安を払拭する“裏側”を見せることで、丁寧な仕事ぶりや誠実な店舗の印象を与えることができます。
さらに、季節をテーマにした投稿もフォロワーの心に響きます。「春のドライブにぴったりの1台」「冬道でも安心な4WD特集」など、ユーザーのライフスタイルに寄り添った見せ方が有効です。
ほかにも、「今日のスタッフ」「このクルマのここが推し!」といったシリーズ化した投稿も、楽しみにしてくれるフォロワーが増えるのでおすすめです。
2. お店やスタッフの“安心感”を伝えられる
新車でも中古車でも、自動車は高額なお買い物です。だからこそ、「信頼できるお店なのか」「スタッフは親身に相談に乗ってくれるのか」という点は、お客様にとって重要な情報です。インスタグラムでお店の雰囲気やスタッフの人柄を伝えることで、安心感や信頼感を生むことができます。
たとえば、
- スタッフの紹介投稿(趣味やひとことコメントつき)
- 整備の様子や作業風景の紹介
- イベントやキャンペーンの様子
など、日常のちょっとした場面を発信するだけでも、「このお店、なんかいいな」と思ってもらえるきっかけになります。
また、中古車販売では「本当に状態は大丈夫?」という不安を持たれがちですが、丁寧に点検している様子や、仕入れ時のこだわりを紹介することで、信頼感がぐっと増します。
3. 近隣にお住まいの人も集客できる
インスタグラムは世界中で使われているSNSですが、「地域密着型の集客」にもとても強いツールです。投稿にお店の位置情報を入れたり、「#○○市」「#○○区 中古車」などの地域名を含んだハッシュタグを使うことで、お店の近くに住んでいる人に投稿が届きやすくなります。「この近くにこんなお店があるんだ」と知ってもらえるチャンスが広がるでしょう。
さらに、インスタグラムには無料で使える「インサイト機能」という分析ツールがあり、以下のデータがインスタグラムアプリ内の“インサイト”タブから確認できます。
- どんな投稿がよく見られているか
- フォロワーの年齢や性別
- どの時間帯にアクセスが多いか
これらを参考にすれば、「夜にSUVの投稿をすると反応がいい」など、自社のターゲットに合わせた投稿の仕方も見えてきます。
また、インスタグラムの広告機能を使えば、近隣に住んでいる人にだけ配信することもできますし、SUVやミニバンなどの車種や、アウトドアやキャンプなどの趣味を持っているユーザーだけに配信することもできます。つまり、より効率的な集客が可能になります。
このようにインスタグラムのメリットを最大限にいかすためには、戦略的なアプローチが不可欠です。単に写真を投稿するだけでなく、ターゲット層の興味関心に合わせたコンテンツ作り、適切なハッシュタグの使用、効果的な広告運用など、総合的な戦略が必要となります。
「インスタグラムの戦略」について以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ合わせてご確認ください。
成功している自動車業界のインスタ活用事例
次は、まねしたくなるような自動車メーカーや販売会社のインスタグラムを紹介します。ちなみに、事例の最後は、私の会社で企画・制作・運用しているインスタグラムです。
BMW
BMWジャパンは、日本国内でのBMWおよびMINIブランドの輸入・販売・サービスを手がけています。ブランドスローガン「駆けぬける歓び」のもと、卓越した走行性能と洗練されたデザインを兼ね備えたモデルを展開し、全国の正規ディーラーを通じて高品質なサービスと特別なドライビング体験を提供しています。
https://www.instagram.com/bmwjapan/
※BMWジャパンの公式インスタグラムより抜粋
アカウントの特徴
- ライフスタイルの提案
→投稿全体で「駆けぬける歓び」というブランドメッセージを表現。 - 多様なモデルラインナップの紹介
→BMWの各モデルをバランスよく紹介し、幅広いユーザー層にアプローチ。 - イベントやキャンペーン情報の発信
→新車発表会や特別キャンペーンなど、最新の情報をタイムリーに提供。
コンテンツの特徴
- 高品質なビジュアルコンテンツ
→プロフェッショナルな写真や動画で、車両のデザインや性能を魅力的に表現。 - ライフスタイルとの融合
→ドライブシーンや日常生活での使用例を通じてライフスタイルを提案。 - ユーザー参加型のコンテンツ
→キャンペーンやハッシュタグを活用して、双方向のコミュニケーションを促進。
参考になるポイント
- 一貫したブランドメッセージの発信
- ターゲット層に合わせたコンテンツ展開
- 視覚的な魅力と情報のバランス
MAZDA
MAZDAは、広島県に本社を置く日本の自動車メーカーです。乗用車・軽自動車・商用車・福祉車両など、さまざまな種類の自動車を製造しています。単なる車両紹介にとどまらず、ユーザーと愛車のストーリーを載せるなど、ブランドの魅力を多角的に伝えています。
https://www.instagram.com/mazda_jp/?hl=ja
※MAZDAの公式インスタグラムより抜粋
アカウントの特徴
- ライフスタイルの提案
→単なる車両紹介にとどまらず、マツダと共に過ごす豊かなライフスタイルを提案。 - ユーザー参加型のハッシュタグ活用
→「#withMazda」というハッシュタグで、フォロワーがマツダに関する投稿を共有。 - ブランドの世界観を反映したビジュアル
→ 高品質な画像や動画を通じて、マツダのデザイン哲学や車両の美しさを表現。
コンテンツの特徴
- 多彩なビジュアルコンテンツ
→車両の外観や内装、走行シーンなど、多角的な視点から魅力を伝える。 - ストーリーズやリールの活用
→インスタグラムの機能を積極的に活用し、最新情報やイベント告知をタイムリーに発信する。 - ユーザー生成コンテンツの紹介
→ユーザーが投稿した「#withMazda」の写真を紹介してつながりを強化する。
参考になるポイント
- コミュニティの形成
- ブランドストーリーの共有
- 一貫したビジュアルアイデンティティ
NEWCAR★LAB
NEWCAR★LABは、大阪府堺市にある新車・未使用車専門店です。全メーカーの新車を取り扱い、カスタムカーの製作も手掛けています。私の会社で、企画・制作・運用を手掛けています。https://www.instagram.com/newcarlab_official/?hl=ja
※ NEWCAR★LABの公式インスタグラムより抜粋
アカウントの特徴
- 新車に特化した専門性の高いアカウント
→ 最新モデルや限定仕様車など、旬の情報をわかりやすく紹介。 - 販売色を強く出さず、情報提供が中心
→ フォロワーに役立つ情報発信がベースになっており、押し売り感がない。
ブランド感のある統一されたビジュアル
→ 投稿のトーンやカラーが整っており、見た目に一貫性がある。
コンテンツの特徴
- 短尺リールで機能や特徴をサクッと紹介
→ 1分以内の動画で、はっ水シートや便利機能などをテンポよく解説。 - 実際の使用シーンを想起させる内容が多い
→ たとえば、雨の日やアウトドアなどのシーンでの活用例を提示。 - キャプションがシンプルかつフレンドリー
→ 専門用語は避け、親しみやすい語り口でまとめられている。
参考になるポイント
- 視覚的にわかりやすい構成で指を止めて見たくなる
- よくあるシーンと絡めることで使い方に共感してもらえる
- 情報より“体験”を届けるスタイルで、見て楽しく、記憶に残る
これらの事例から、重要なポイントが見えてきます。それは、単に自動車のスペックを羅列するのではなく、自社の強みや独自性を活かしたコンテンツやターゲットに沿ったブランディングが重要だということです。ターゲットとなる顧客層のニーズや興味に合わせた情報発信を行うことで、効果的な集客とブランディングが可能になるのです。
また、これらの企業に共通しているのは、インスタグラムの特性を最大限に活かしている点です。視覚的に魅力的なコンテンツ、ユーザーとの双方向コミュニケーション、ストーリー性のある投稿など、インスタグラムならではの強みを理解し、それを自社の戦略に組み込んでいます。
さらに、単なる自動車の紹介にとどまらず、ライフスタイルの提案をしている点も注目です。これは、私が日用品関連の商社さんの商品ブランディングに携わった際にも重視した点です。商品やサービスそのものだけでなく、それを通じて実現できる生活の質や価値を伝えることが、ブランドの差別化につながるのです。
自動車業界におけるインスタ活用時の注意点とリスク管理
近年、業界を問わずインスタグラムを活用して商品やサービスの魅力を発信する企業が増えています。インスタグラムの企画・制作・運用を得意とする私の会社でも、商社・不動産・ホテル・レストランなど、多彩な業界の企業から、インスタグラム活用についてご相談をいただいています。大人気のインスタグラムですが、活用方法を間違えるとブランドイメージの低下や炎上をまねくリスクがあります。次は、自動車業界におけるインスタグラム活用の注意点と、リスクを最小限に抑える工夫を3つの視点からご紹介します。
著作権と肖像権への配慮を忘れずに
インスタグラムへの投稿で注意したいのが「著作権」や「肖像権」です。たとえば、お客様の納車時の記念写真を投稿する場合、必ず事前にご本人の許可を取ることが大切です。
また、背景に他のお客様の車や人物が写ってしまっているケースもあります。知らずに投稿してしまうとトラブルの元になりかねません。投稿前には、必ず「写っているもの・人」に配慮した確認を行いましょう。
さらに、音楽つきのリール動画を作る際も、使用してよい楽曲かどうか確認が必要です。インスタグラムがアプリ内で提供している音源は基本的に安心ですが、外部の音楽を使う場合は特に注意しましょう。
誇大表現や誤解を招く表現に注意
新車・中古車ともに、車両の状態や性能・価格について誤解を与える表現をしてしまうと、消費者とのトラブルや、法的な問題に発展する可能性があります。
たとえば、「絶対に壊れません!」「日本一安い!」といった言い切り表現は避けた方が無難です。中古車に関しては、走行距離や修復歴など、正確な情報を明記することが信頼構築にもつながります。
「こんなシーンにぴったりの1台です」「週末のお出かけにもおすすめ」など、事実をベースにした柔らかい言い回しを心がけましょう。インスタグラムは“広告”と“コミュニケーション”の間にあるメディアなので、誠実なトーンがユーザーの心に響きます。
炎上リスクやコメント対応を想定しておく
SNS全般に言えることですが、どんなに気をつけていても、投稿内容やコメントへの反応が予想外に広がることがあります。特に注意したいのが、ネガティブコメントや悪意のある書き込みへの対応です。炎上を防ぐためには、「社内での投稿ルール」をあらかじめ決めておくことをおすすめします。
たとえば、
- 投稿前のチェック項目を決めて共有する
- コメント欄は定期的に確認し、必要に応じて非表示や返信を行う
- 万が一の対応フロー(担当者・対応方針)を明確にしておく
こうした基本的な備えがあるだけで、万が一のときにも落ち着いて対応できます。
インスタ運用がうまくいかない理由と対処法
インスタグラムの運用方法を勉強してがんばって投稿しているのに、「フォロワーが増えない」「まったく反応がない」という壁にぶつかることがあります。インスタグラムの運用がうまくいかない理由には、いくつかの“あるあるパターン”があります。
たとえばよくあるのが、「売り込み感が強すぎる」というケースです。毎回の投稿が「この車、今ならお得です!」のような内容だと、ユーザーは“売られている感”を感じてしまい、離れていきやすくなります。たまには「整備中の1コマ」や「納車前の点検風景」など、商品の背景や人の温かさを伝える投稿を挟むのが効果的です。
また、投稿内容に一貫性がないと、アカウントの世界観がブレてしまい、フォローが続きません。フィード全体の統一感(カラー・トーン・テーマ)を意識することで、「このアカウントは見ていて気持ちいいな」と感じてもらえます。ちょっとした色使いや構図を統一するだけでも、ブランドらしさを演出できます。
もし反応が伸びない場合は、インサイト機能を活用して過去の投稿の傾向を分析するのも手です。「夕方の投稿はよく見られている」「SUVより軽自動車の反応がいい」といった傾向をもとに、少しずつ改善を重ねていくことがポイントです。焦らずコツコツと、ユーザーの反応を見ながら最適化していくことで、徐々に成果が見えてくるはずです。
2025年のインスタグラムトレンドと自動車業界への影響
インスタグラムのトレンドは日々急速に進化しており、自動車業界にも大きな影響を与えそうです。私もさまざまな業界のブランド構築に携わった経験から、トレンドの変化に柔軟に対応することの重要性を痛感しています。
ここでは、今後のインスタグラムトレンドと、それが自動車業界にもたらす影響について詳しく見ていきましょう。
スペックより“体験”を伝える時代へ
従来の自動車のPRでは、「燃費」「馬力」「装備」といったスペック情報が中心でした。しかし、2025年におけるインスタグラムでは、“その車でどんな時間を過ごせるか”を伝えるライフスタイル提案型の投稿が主流になっています。
たとえば、
- 「週末のキャンプにぴったりなSUVの積載力」
- 「チャイルドシートも余裕で乗せられる広々ファミリーカー」
- 「街乗りでも映える!コンパクトカー×おしゃれカフェ」
といったように、“使うシーン”と“人”をイメージさせるコンテンツが共感を呼び、保存・シェア・いいね!などの反応が伸びやすくなります。
これは中古車であっても同じです。年式や走行距離を伝えるだけでなく、「この車があると、どんな生活ができるのか」を視覚的に描くことで、ユーザーの「欲しい」という気持ちを刺激します。
リール・ストーリーズで“伝わる接客”を
2025年のインスタグラムでは、リール(縦型の短尺動画)やストーリーズの活用がますます重要になっています。「映える写真」だけでは届きにくい時代に、動画で人の声や表情、空気感を伝えることが、信頼感や親近感の醸成につながります。
たとえば、
- スタッフによる「この車のポイントを1分で解説」動画
- 新入荷車両の紹介リール(内装・外装・走行音など)
- 納車式の様子や、お客様の喜ぶ表情を切り取ったストーリー
といった投稿は、ただ車を“見る”だけでなく、“感じる”体験をユーザーに与えてくれます。特に中古車の場合は「このお店、信用できるかな?」という心理的なハードルがあるため、店舗の雰囲気やスタッフの人柄が見える動画投稿は集客力に直結します。
「動画は難しい」と感じる方も多いかもしれませんが、スマホ一つで撮影・編集できるツールも充実している今、気軽に始めてみる価値は大いにあります。
“欲しい人”に届ける広告で効率的に集客
インスタグラム広告は、ただ投稿を拡散するだけの手段ではありません。2025年の広告機能は非常に進化しており、地域・年齢・趣味嗜好など、細かな条件でターゲットを絞った配信が可能です。
たとえば、
- 「◯◯市に住む30〜40代の男性に、SUVの投稿を配信」
- 「軽自動車に興味がある人だけに、キャンペーン情報を表示」
- 「車検を検討中の人に、下取りつきの中古車紹介を表示」
など、広告費を抑えながらも、ピンポイントで“買う可能性が高い人”に届けることができます。私が日用品関連の商社さんの商品ブランディングに携わった際も、ターゲット層の細分化と適切な広告配信が成功の鍵となりました。
さらに、投稿広告にDM(ダイレクトメッセージ)ボタンをつけたり、問い合わせフォームへ直結させたりすることで、インスタグラム内で完結する集客動線を作ることも可能です。
実際に、「インスタグラム広告を出してから来店予約が増えた」「今までリーチできなかった層から問い合わせが来た」といった声も多く、新車・中古車問わず、広告の活用は今後さらに重要性を増すでしょう。
まとめ|戦略的なインスタ活用で新車・中古車販売の集客を加速させよう!
新車・中古車販売においてインスタグラムは、単なる情報発信の場ではなく、「ファン」を作り、長期的な顧客接点を生み出すメディアとして、今後ますますその重要性は高まっていくでしょう。競合他社と差別化するためにも、今すぐインスタグラムの戦略的活用をはじめることが求められています。
インスタグラムの活用・運用は、専門的な知識とスキルが必要な分野です。そのため多くの新車・中古車販売会社が、効果的な運用に悩んでいるのが現状です。私が経営するブランディング会社「LEFANA(レファーナ)」では、自動車業界に強いインスタグラム運用サービスを提供しています。
レファーナは、運用前の現状調査と競合分析から、アカウントの立ち上げ、投稿代行、コメント・フォロー対応、運用レポートの作成、ソーシャルリスニングまで、包括的なサポートを行っています。自動車業界の特性を熟知したプロフェッショナルチームが、あなたの会社のインスタグラム活用を成功に導きます。
戦略的なインスタグラム活用で、自動車ビジネスを次のステージへ引き上げてみませんか?ぜひ、レファーナに相談してみてください。毎月5社限定でSNSの提案を初回無料で受けられるキャンペーンも実施中ですので、ぜひお早めにご相談ください。
※5社受付が終了次第、本キャンペーンは終了となります。