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- 2025/05/16
【人材採用×インスタ】活用メリットから成功事例と注意点、トレンドまで解説
目次
「求人情報を出しても、なかなか応募が来ない…」
「企業の雰囲気をどう伝えたらいいのかわからない…」
「若手の求職者と接点を持つ方法が知りたい…」
このようなお悩みを抱えている採用担当者や経営者の方も多いのではないでしょうか。特に若手人材の採用において、従来の求人票だけでは母集団形成が難しい時代になってきています。
そんな中で注目されているのが、「インスタグラムを活用した採用広報」です。インスタグラムは、ただのSNSではありません。社内の雰囲気、働く人のリアルな表情、日常の空気感を、写真や動画を通して「直感的に」伝えられるツールです。
採用活動は、求人票を出して“待つ”だけの時代から、企業自らが“伝えにいく”時代へと変化しています。今の求職者は、「どんな人がいるのか」「本当に自分に合う会社なのか」といった“空気”を知りたがっており、そこに共感してこそ応募につながるのです。
インスタグラムは「共感を育て、信頼を築く」ための最適なプラットフォーム。本記事では、人材採用におけるインスタグラム活用の重要性から、具体的なメリット、成功事例、注意点、そして2025年の最新トレンドまで、わかりやすくご紹介します。
得意なジャンル:美容、アパレル、グルメ、不動産、旅行、イベント
前職で東京ガールズコレクションの初期メンバーでロゴデザインなどのブランディングを担当。その後独立して飛び込み営業で桂由美ホームページを1000ページ受注、小室哲哉プロデュースユニットのジャケットデザインのディレクション。ほかSIXPADのインスタ撮影をLAでプロデュース、伊藤忠リーテイルリンク様の商品ブランディングを行っています。
人材採用におけるインスタグラム活用の重要性
私が代表を務めるブランディング会社「LEFANA(レファーナ)」では、企業様のインスタグラム活用・運用を支援していますが、人材採用においてもインスタグラムが有効に機能するケースが増えています。インスタグラムが人材採用に向いている理由を、3つの視点からわかりやすく解説します。
1. 写真や動画で“職場のリアル”が伝わる
求人票や採用サイトでは伝わりにくいのが、実際に働く人たちの「雰囲気」や「空気感」。インスタグラムは、そんな“職場のリアル”を視覚的に伝えるのにぴったりなツールです。
たとえば、
- 社員が雑談しているオフショット
- ランチ風景やイベントの様子
- 新人社員の紹介や1日のスケジュール
こういった投稿は、「どんな人が働いているのか」「自分に合う職場か」を求職者が直感的に判断する材料になります。言葉よりも“映像”で伝えることで、応募者の不安をやわらげ、「ここで働いてみたい」と思ってもらえるきっかけをつくれるのです。
2. 若手層との接点がつくりやすい
近年の若年層は、求人サイトではなく「インスタグラムで企業を探す」傾向が強くなっています。特に20代〜30代前半の世代にとって、SNSは情報収集の第一選択肢です。
たとえば「#ベンチャー採用」「#20代転職」などの#(ハッシュタグ)を活用して、気になる会社を検索しています。つまり、インスタグラムは単なる広報の場ではなく、「企業と若者をつなぐ接点」として進化しているのです。
さらに、ストーリーズやリール動画を使えば、会社のカルチャーや日常を発信できます。気になった投稿からプロフィールへ飛び、そこから採用ページへ…という自然な導線ができていることもポイントです。
若手人材に“見つけてもらう・興味を持ってもらう”ための設計が、これからの採用活動に欠かせません。
3. 応募前から“ファン”を育てられる
採用広報にインスタグラムを使うと、応募の段階で「すでにファンだったので応募しました」という求職者との関係づくりができます。
インスタグラムでは、一度フォローされたら継続的に情報を届けられます。新しい投稿を見るたびに、「なんだか雰囲気いいな」「楽しそうな会社だな」と印象が積み重なっていきます。
さらに、コメントへの返信やDMでのやり取りを丁寧に行うことで、「人のあたたかさ」や「誠実な対応力」が伝わります。これが、企業の信頼感や好感度につながり、採用にも好影響をもたらします。
「応募前から会社のことを好きになってもらう」──これこそが、インスタグラム活用の最大の魅力かもしれません。
人材採用でインスタを活用するメリット
インスタグラムは「なんとなく使うSNS」から、「企業の魅力を伝える戦略的ツール」へと進化しています。特に採用分野では、求人票では伝えきれない“職場のリアル”を発信できる場として注目が集まっています。ここでは、インスタグラムを活用することで得られる3つの具体的なメリットをご紹介します。
1. “求人票では伝わらない空気感”を発信できる
採用ページや求人票では、どうしてもフォーマルな情報にとどまりがちです。ですが求職者、とくに若い世代は「職場の雰囲気」や「働いている人の人柄」といった“空気感”を重視しています。
インスタグラムでは、日常の一コマを気軽に投稿できます。
- 「入社2年目・営業職のリアルな1日」
┗ 実際のスケジュールや、やりがいや大変だったことを語るリール動画。 - 「カフェスペースでのランチの様子をストーリーズで紹介」
┗ 社員同士の雰囲気や職場の明るさ、リラックス感を伝える内容に。 - 「新卒研修の様子をダイジェストでお届け」
┗ グループワークに取り組む姿や講師の話を通じて“育成の丁寧さ”を発信。
こうした文章だけでは伝わりにくいリアルな社風や働き方が、写真や動画で自然と伝わるため、「ここで働いてみたい」と思ってもらえる可能性が高まるのです。特に、ストーリーズやリール動画はタイムリーな情報発信に強く、求職者の“今”の関心をつかむうえで有効です。
さらに、フィード投稿でまとめ記事のように見せる工夫をすれば、採用説明会のような丁寧な情報提供も可能に。「会社紹介資料のような堅苦しさはなく、それでいて知りたい情報が得られる」――そんな体験を提供できるのが、インスタの魅力です。
2. 応募前から“つながり”を育てられる
インスタグラムは、単なる採用告知の場ではなく、求職者との“関係づくり”の場でもあります。フォローやいいね、ストーリーズへのリアクションを通じて、まだ応募には至っていない人ともゆるやかにつながりを持ち続けられるのが魅力です。
実際に、すでにどこかで働いている若手層でも「もっと自分に合う会社があるかも」と、SNSで企業の雰囲気をチェックしているケースは少なくありません。「なんとなく見ていたら気になる投稿があって…」という流れで応募につながった例も珍しくないのです。
また、インスタグラムを通じて日常的に投稿を見ていることで、「なんとなく知っていた会社」から「信頼できそうな会社」へとイメージが変化することも。エントリー前に接点を築けていれば、説明会の時点で応募者との距離がぐっと縮まります。「会社の空気感が伝わっていたから、安心して参加できた」という声も多く、母集団形成の質を高める意味でも、インスタグラムの“ゆるいつながり”は大きな武器になります。
3. ミスマッチの少ない採用ができる
インスタグラムは、ブランディングの観点からも非常に有効なツールです。投稿のトーンや色味、伝えるストーリーを統一することで、自社の「採用ブランド」を確立できます。
たとえば、
- 「若手が活躍している会社」
- 「ワークライフバランスを大切にしている会社」
- 「挑戦を応援してくれる会社」
このような一貫したメッセージを発信していくことで、「自分に合った企業だ」と感じてくれる人が増え、ミスマッチの少ない採用にもつながります。
加えて、インスタグラムでは投稿のクリエイティブによっても企業イメージが形成されます。たとえばナチュラルなトーンで構成されたフィードは「やさしい会社」という印象に、シャープでスタイリッシュなデザインは「成長志向のある会社」というイメージにつながります。こうしたビジュアル戦略も、言葉では伝えきれない自社らしさを表現するための大切な要素です。
さらに、ストーリーズハイライトで「社内制度」「キャリアステップ」「社員の声」などを整理すれば、興味のある情報にすぐアクセスできる“採用案内書”のような役割も担えます。
インスタグラムのデザインのコツは、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。
これらのメリットを最大限にいかすためには、戦略的なアプローチが不可欠です。単に写真を投稿するだけでなく、ターゲット層の興味関心に合わせたコンテンツ作り、適切なハッシュタグの使用、効果的な広告運用など、総合的な戦略が必要となります。
インスタグラムユーザーの心に刺さるコンテンツづくりの戦略を知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご確認ください。
成功している人材採用のインスタ活用事例
採用広報としてインスタグラムを活用している事例を3社ご紹介します。共通して「ターゲット別の発信設計」「社員のリアルな姿の発信」「共感を生む工夫」が見られます。統一感のあるビジュアルやストーリーズの活用も効果的で、求職者との接点づくりや信頼醸成に成功。インスタグラム単体でも応募導線を完結できる設計は、採用広報のモデルケースとして、とても参考になります。
ONE
株式会社ONE(オーエヌイー)は、企業の人材採用に関するサービスを幅広く提供する会社です。インスタグラムの採用アカウントは、社員の積極的な参加を促す仕組みや、視覚とテキストを効果的に活用した情報提供、双方向のコミュニケーションなど、参考になる要素が多く含まれています。
https://www.instagram.com/one_saiyo/
※ONEの公式インスタグラムより抜粋
アカウントの特徴
- 採用ターゲットに刺さる伝え方の明確化
→20代〜30代の若手層に向けた親しみやすいトーンやビジュアルで表現。 - 社員の“素顔”が見える構成
→社員インタビューや日常の様子から「働く人」の魅力をリアルに伝達。 - ストーリーズ&リールを活用した臨場感のある運用
→イベント当日の様子やオフィスの空気感をライブ感覚で発信。
コンテンツの特徴
- 仕事のリアルを伝えるコンテンツが豊富
→プロジェクトの裏側や失敗談など、リアルな出来事を公開。 - 社員の声を中心にした投稿で応募動機を醸成
→「この人たちと働きたい」と思わせるような人柄の見える投稿。 - 定期的なQ&Aや座談会形式の発信
→就活中の不安や疑問に寄り添った内容で共感を生み、興味喚起。
参考になるポイント
- ターゲット層に合わせた世界観とトーン設計
- ストーリーズやリールなど、機能の使い分けが的確
- “共感”をベースにした採用ブランディングの設計が秀逸
JALグループ
JALグループとは、日本航空(JAL)を中心とした企業グループ。インスタグラムの採用アカウントは、航空業界の魅力や社員のやりがいを丁寧に伝える構成が魅力です。制服姿や訓練風景など、普段見られない舞台裏を投稿することで、仕事のリアルが伝わり、志望度を高めています。
https://www.instagram.com/jalgroup_saiyo/
※JALグループの公式インスタグラムより抜粋
アカウントの特徴
- 空港職・客室乗務員など幅広い職種をカバー
→ 地上職・客室乗務員・整備士など、多様な仕事のリアルを紹介。 - 就活生向けに親しみやすいトーンで発信
→ 距離の近さを感じさせる語り口が印象的。 - 企業理念やチームワークの大切さを伝える設計
→ 社員同士の絆やサービスマインドを丁寧に表現。
コンテンツの特徴
- 業務シーンの動画や写真を多用
→ 現場の様子やトレーニング風景など、臨場感のある投稿が中心。 - 社員インタビューで“人柄”を伝える工夫
→ 先輩の声や働く動機を丁寧に紹介。 - イベントや説明会情報の告知が充実
→ 就活に直結する情報をタイムリーに提供。
参考になるポイント
- 「働くイメージ」が見てわかるビジュアル設計
- 人のあたたかさや誠実な社風が伝わるコンテンツ
- 航空業界特有の“誇りある仕事”を丁寧にブランディング
サイバーエージェント
サイバーエージェントは、インターネット広告事業・メディア事業・ゲーム事業を中心に展開する日本の大手IT企業。インスタグラムの採用アカウントは、若手社員のリアルな声やカルチャーを生き生きと伝えている点が魅力です。投稿のトーンもフレンドリーで親近感があり、「どんな人が働いているか」「どんな雰囲気なのか」がよく伝わります。若年層との距離感が近い設計が秀逸です。
https://www.instagram.com/ca_recruit_info/
※ サイバーエージェントの公式インスタグラムより抜粋
アカウントの特徴
- 内定者が主体的に情報を発信
→ 就活生に近い視点を持つ内定者による共感性の高い投稿。 - 職種別アカウントの運用
→ ビジネス職やクリエイター職など、職種ごとにアカウントを分けて運用。 - リアルな社風と挑戦文化を打ち出した構成
→ フラットな組織文化や裁量の大きさを伝達。
コンテンツの特徴
- 選考体験談・Q&A・就活Tipsが豊富
→ フォロワーが「知りたいこと」にダイレクトに応える設計。 - イベントレポートや社員登壇の様子を発信
→ 説明会やセミナーの雰囲気をそのまま共有。 - 日常的なオフィスの様子・社内カルチャーも発信
→ オープンな雰囲気を写真や動画で印象づけ。
参考になるポイント
- 内定者視点での発信が、求職者の不安や疑問を解消
- 「自分に合う仕事」が見つけやすく、応募までの流れがスムーズ
- ストーリーズやリールの活用で「動き」のある採用広報を実現
人材採用におけるインスタ活用時の注意点とリスク管理
採用広報においても、インスタは非常に効果的なツールですが、やはり“企業の顔”を発信する場だからこそ、注意すべきポイントもあります。ここでは、インスタグラムを活用する際に気をつけたい3つの視点について、具体例を交えながらご紹介します。
炎上リスクを防ぐ投稿ルールの整備を
インスタグラムは、誰でも気軽にコメントやシェアができる反面、ひとつの投稿がきっかけで「炎上」するリスクもあります。 特に、採用アカウントは学生や求職者など不特定多数の目に触れるため、誤解を招く表現には注意が必要です。
たとえば…
- 社員紹介で特定の属性(年齢・性別など)を強調した投稿
- 「やる気があれば誰でもOK!」といったあいまいな募集メッセージ
- 実際の労働環境とズレのある“キラキラ投稿”
こうした内容は、意図しなくても「偏見がある」「ウソっぽい」といった印象を持たれることがあります。
実態と乖離した“映え投稿”は逆効果に
インスタグラムでは、ついキラキラした写真や、おしゃれな加工にこだわりがちです。もちろん世界観づくりは大切ですが、採用アカウントにおいては「リアル」が伝わることの方が重要です。
実態と乖離した“映え投稿”とは、
- 社員の笑顔を無理やり演出したような集合写真
- 実際には年に1回しかないイベントを頻繁に投稿して“充実感”を演出
- 実際の働き方とかけ離れた過度な表現
これらは、見た目は良くても“信頼”にはつながりません。大切なのは、誠実な発信です。
- 日常のちょっとした風景(朝のミーティング、ランチの様子など)
- 社員の本音インタビュー(「忙しいけどやりがいがある」など)
- 未編集の写真や動画(作り込まずに自然体で見せる「等身大の魅力」)
個人情報や社内情報の取り扱いに要注意
インスタグラムでは、社内の様子や社員の顔が写る投稿も多くなります。ですが、その一つひとつが“個人情報”や“企業機密”として扱われることを忘れてはいけません。
注意が必要なのは、
- 社員の顔を載せるとき(本人の許可は得ていますか?)
- オフィスの写真にホワイトボード(機密情報が書かれていませんか?)
- 社外秘のプロジェクト資料(たまたま写っていませんか?)
対策としては、
- 投稿前に「写り込みチェック」を行う
- 社員が登場する場合は事前に同意を得る(社内ルールにするのが理想)
- 撮影エリアや内容を制限する運用ルールをつくる
また、退職者が写った写真をそのまま投稿し続けてしまうと、「人がすぐ辞めている印象」を与えるケースもあります。更新性や背景事情も含めて、投稿の鮮度を保つことも重要です。
採用においてインスタグラムは強力な味方ですが、企業としての信用やブランドイメージを守るためには、「見せ方」だけでなく「守り方」も整えておくことが大切です。
レファーナでは、アカウント設計から投稿チェック体制、社員向けのレクチャーまで、採用におけるインスタグラム活用をトータルでサポートします。インスタグラムを“採用の武器”にしたい企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
2025年のインスタグラムトレンドと人材採用への影響
インスタグラムは今や、若年層の「就職先探し」に欠かせないプラットフォーム。2025年の最新トレンドをおさえることで、より効果的に“未来の仲間”と出会うことができます。ここでは、2025年に注目したいインスタグラムの活用トレンドと、それが人材採用にどう役立つかを3つの観点からご紹介します。
リアルな発信が支持される
これまでは、きれいに整えた写真や「いかにも採用広報らしい投稿」が主流でしたが、2025年のトレンドは少し違います。より「リアルな姿」や「人となり」が伝わる投稿が好まれるようになっています。
たとえば、
- 新人社員のリアルな1日を切り取ったリール動画
- 出勤風景やチームでの雑談の様子
- 会議のちょっとしたオフショット
こうした投稿は、「どんな人たちが働いているのか」「自分が入社したらどんな日常が待っているのか」を具体的に想像させてくれます。
企業としては“気の抜けた写真”のように思えるかもしれませんが、こうしたコンテンツが共感を呼び、保存・シェア・フォローにつながるケースも増えています。「映える投稿」よりも「感じる投稿」が、採用にも効果を発揮する時代になっています。
“検索される”前提のアカウント設計が求められる
2025年のインスタグラムは、単なる「見るSNS」から「探すSNS」へと移行しつつあります。すでにZ世代は、Googleよりもインスタで「#新卒採用」「#広報アシスタント」などと就職先を探しています。
だからこそ、企業アカウントは「検索されること」を前提に設計する必要があります。
具体的には、
- 「職種名+勤務地」などのキーワードにハッシュタグをつける
- ストーリーズハイライトで「仕事内容」「福利厚生」「研修制度」などを分類する
- プロフィール欄に企業の特徴やエントリー方法をわかりやすく記載する
このような設計がされていれば、採用サイトにたどりつく前に「この会社、ちょっと気になる」と思ってもらえるきっかけになります。
レファーナでは、検索に強いアカウント設計から投稿戦略の企画まで一貫してご支援しています。「誰に見てもらいたいのか」を明確にし、それに合わせたコンテンツと導線を組み立てることで、自然な“発見”と“応募”の流れをつくります。
動画コンテンツの拡充が“共感力”を引き上げる
リール動画の活用は今後さらに重要性が高まります。2025年は、企業のリアルを伝える“動画採用広報”が主流になっていくと見られています。
たとえば、
- 先輩社員の1日のルーティンを30秒で紹介するリール
- 会社説明会の様子をダイジェストで届ける動画
- 採用担当が「よくある質問」に答えるストーリーズQ&A
こうした動画は、画像や文字よりもずっと多くの情報を短時間で届けられますし、「人柄」や「職場の雰囲気」といった“空気感”を伝えるのにも適しています。
また、動画にテロップやBGMを加えることで、視聴者の離脱を防ぐ工夫も可能です。編集技術がなくても、スマートフォンや無料アプリで十分に対応できます。
2025年のインスタグラム活用では、「きれいに見せる」よりも「感じてもらう」工夫が大切です。見た目の統一感とあわせて、日常の温度感や働く人のリアルを伝えることで、共感と信頼を育てる採用アカウントに育てていきましょう。
まとめ|戦略的なインスタ活用で人材採用を加速させよう!
最後に、戦略的にインスタグラムを活用して“企業にフィットする人材”と出会うための考え方や具体的なポイントを3つの観点からまとめます。
「共感」を生むビジュアル発信で、志望度を高める
今の求職者は給与や条件だけでなく「共感できるかどうか」を大切にします。「なんとなく雰囲気が合いそう」「この会社、ステキかも」――そんな“心惹かれる状態”をつくるのに、インスタグラムは有効です。
たとえば、
- オフィスの日常風景
- 社員同士の関わり
- 仕事に向き合う真剣な表情
- イベントや研修の様子
などを投稿することで、「働く姿のリアル」や「会社の価値観」が自然と伝わります。 私たち「レファーナ」では、写真の構図・色味・トーンなども含めて、共感を生むビジュアル設計を得意としています。
応募前から“つながり”を育てられるのが強み
インスタグラムは、「応募を促す場所」だけでなく、「接点を持ち続ける場所」でもあります。求職者は、気になる企業をこっそりフォローし、数週間〜数ヶ月かけてじっくり観察しています。
実際に、「投稿を見て雰囲気がよさそうだったので応募しました」という声や、「説明会前から、すでに親近感を持っていた」という感想も少なくありません。
さらに今の若い世代は、すでに就職している人でも「いつでも転職できる会社をSNSで探している」傾向があります。つまり、インスタグラムでつながっておけば、いざ転職を考えたときに真っ先に思い出してもらえる存在になれるのです。
「見つけてもらう仕掛け」で応募につなげる
ただ投稿しているだけでは、採用にはつながりません。大切なのは、採用における“導線設計”をきちんと仕込んでおくことです。
具体的には、
- プロフィール欄に「採用サイト」「募集要項」「応募フォーム」などへのリンクを明記
- ストーリーズハイライトで「職種紹介」「社員インタビュー」「福利厚生」などをまとめておく
- 投稿文に「詳細はプロフィールのリンクから」など行動を促す一言を添える
これらの工夫によって、“興味をもった人がスムーズに応募までたどり着ける”設計ができます。
レファーナでは、採用ターゲットに合わせた投稿設計やプロフィール改善、ハッシュタグ選定なども支援しています。「見つけてもらい、共感され、応募される」――そんな仕掛けを一緒につくることが可能です。
採用活動は「出会いの精度」で大きく変わります。インスタグラムは、「思いに共感してくれる人」に出会える貴重な場所です。
「まずは何から始めたらいいのかわからない」 「採用サイトとどう使い分けたらいいのかわからない」 そんなときは、ぜひお気軽にレファーナへご相談ください。
インスタグラムは、戦略的に活用すれば、予約にも信頼構築にもつながる心強い味方になります。「感覚」だけで動かすのではなく、「設計・運用・改善」を一貫して行うことが集客成功のポイントです。
レファーナは、活用・運用前の現状調査と競合分析から、アカウントの立ち上げ、投稿代行、コメント・フォロー対応、運用レポートの作成、ソーシャルリスニングまで、包括的なサポートを行っています。
“採用広報=インスタ活用”が当たり前になりつつある今、 貴社ならではの魅力を戦略的なインスタグラム活用で届けていきましょう。
毎月5社限定でSNSの提案を初回無料で受けられるキャンペーンも実施中ですので、ぜひお早めにご相談ください。※5社受付が終了次第、本キャンペーンは終了となります。